重要な意思決定はお客様にして頂きます
重要な意思決定が必要な場合には、
必ず社長(あるいは経理責任者)に判断をして頂きます。
なぜなら、会社にとって重要な意思決定は、
お客様ご自身で行うべきだと思っているからです。
そこで、弊社では、
会社にとって重要な意思決定だ、と判断したことについては、
必ず、お客様に決めて頂くことにしています。
当然、
弊社は、意思決定に必要な情報を提供します。
ちなみに、
意思決定に必要な情報が提供されない例として、
私の子どもがよく通っているお医者さんでは次のような会話が繰り広げられています。
医者: | 「この薬を出しておこうと思うのですが、それでいいですか?」 |
---|---|
私: | 「この薬を飲むのと飲まないのとで何が変わるのですか?」 |
医者: | 「・・・・薬出しときますね(苦笑)」 |
情報提供する気がないなら、わざわざ意思確認するなよ!(怒)
という感じなのですが。
結構、毎回、こんな会話です(笑)。
まあ、軽い病気ですので、
長々と説明しろと言っても無理なのかな、、、と思って諦めているのですが、
こんな感じで、情報を提供もせずに、決めろ!
と言われても無理にきまってますよね?
ですから、私は、こういうことはしないつもりです。
判断するための基礎情報をしっかりお伝えした上で、
意思決定をして頂きたいと思います。
ただ、情報を提供されても、
専門的なことでよくわからない、、、
ということも、よくある話です。
ですので、情報提供をする際には、同時に、
「もし、私が社長の立場であったならば、どれを選ぶか」
をお伝えしたうえで、意思決定をして頂きます。
先ほどの例で行けば、
医者: | 「この薬を出しておこうと思うのですが、それでいいですか?」 |
---|---|
私: | 「この薬を飲むのと飲まないのとで何が変わるのですか?」 |
医者: | 「この薬を飲むと、咳の症状が軽くなりますね。 この薬は、咳を治療する薬ではないので、 対処療法に過ぎないのですが、 咳の症状を放っておくと、喘息がひどくなるおそれもあるので、 私は、薬を飲んでおいたほうがいいと思います。」 |
私: | 「それでは、薬を出してください。」 |
という会話なら、納得感がありませんか?
事例は、他業界の例でしたが、
私は、こういう感じで、
「意思決定をするための情報をお伝えできる」
会計事務所を目指しています。
逆に、
「考えるの面倒だから、すべて任せるから。
細かい説明はいらないから、適当にやっておいて、、」
という感じのお客様とは、
相性は悪いのかな、、と思います。
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会計事務所と社長の価値観が一致するか?
というのは、非常に重要です。
なぜなら、会計事務所と社長とで価値観が異なると、
会計事務所のサービスやアドバイスに納得できずに
非常にイライラすることになるからです。
弊社の価値観に、共感できる方は、ぜひ、お問い合わせください。
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私のお客様にインタビューをして、ありのままの意見をお寄せ頂きました。
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