良い税理士を探すおすすめの方法(インターネットで探す)

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税理士・会計事務所をインターネットで探す

最近は、ホームページやブログを持つ税理士さんが増えてきました。

ですから、ちょっとインターネットで検索すれば、様々な税理士さんのページが見られるようになりましたので、探そうと思えば、いくらでも税理士を探せます。

それでは、そんなインターネットで税理士を探すことの、メリット・デメリットを以下に、書いていこうと思います。

税理士をインターネットで探すメリット

事前に相性が判断できる

税理士さんによりますが、ホームページに、自分のポリシーや、相談事例集、業務の進め方の特色、お客様の声等を載せているホームページがあります。

こういうページを見ていくと、その税理士さんの考え方等が会う前にわかりますので、時間の浪費が防げます。

断りやすい

知り合いからの紹介と違い、気にくわなければ、気兼ねなく断ることができます。

ですから、何人か会ってみて、税理士を選ぶことができます。

税理士をインターネットで探すデメリット

会ったこともない人と会うのが不安だし、騙されそう

今まで縁が全くなかった人に、いきなり会いに行くことに不安を感じる人もいるかもしれません。

実は、大昔の話ですが、税理士の側でも、ホームページで依頼者を募ったら、その中にどんな悪人が紛れ込んでくるかわからないから怖い、という意見が大勢を占めていた時代があります。

それどころか、ホームページに自分の顔写真なんて出したら、犯罪に巻き込まれるからやめなさい!ということが、真剣に話されていたそうです(笑)

さすがに、最近は、ここまで極端な話は聞かなくなりましたが、今でも、「やっぱり紹介じゃないと不安でしょうがない」、という人は、税理士の側にも、依頼者の側にも、まだまだ、たくさんいらっしゃいます。


この不安感は、誰がなんと言おうと消えるものではないでしょうから、それは仕方がないところです。

ですから、ホームページで探すなんて不安だな、、と思ったら、知り合いからの紹介に頼るのがベストだと思います。


ちなみに、私自身の体験では、全く逆で、知り合いの紹介よりもホームページ経由で探したほうが安心だと思っています。

実際、私は、今まで、インターネット経由で、税理士として仕事を受託する立場で100人を越えるお客様と話をさせて頂きましたし、発注者側としても数十人とお話をさせて頂きました。

この私の実体験をふり返ったとき、「この人とは、絶対に関わりたくない・・・」と思うような人は、いませんでした

逆に、他のルート(直接の知り合いや、税理士紹介会社からの紹介)では、この人とは関わりたくない・・、という人と出会ってしまった経験があります(^^)。

もっというと、私が、何か仕事を依頼したい、とか、物を買いたい、と思い、インターネットで調べて業者にコンタクトを取ったときのことを考えても、実際に発注した後に、成果物に不満を持った経験は、ほとんどありません


参考までに、以下、私の「仕事を依頼する側としての」実体験に基づく「ハズレを引かないための傾向と対策」を書いてみようと思います。

読んで納得ができる記事が多いホームページは、ハズレが少ない

ホームページを見てみて、「ああそうだな」と思えることが書いてあるとしたら。

たぶん、その作者は、あなたと同じ感覚の持ち主の可能性が高いです。

ですから、実際に会ってみても違和感を感じることは少ないと思います。

同じ感覚を持つ人からのアドバイスであれば、聞く耳を持ちやすいでしょうし、良好な関係が築けると思います。

社長・所長自らが対応してくれる事務所は、ハズレがない

問い合わせに対して、その組織のトップである社長・所長が自ら対応してくれるようなところについては、ホームページから受けた印象と、実際に会って話してみた印象が大きくズレたことはありません

小さい所帯なので、(失礼ながら)低コストで、ちゃちゃっとホームページを作ってしまうところが多いと思うのですが、逆に、飾りすぎていない分、素が出ているのではないか、と思います。

今まで、何人もの行政書士さん、社会保険労務士さん、司法書士さんや、営業コンサルタントの方と、ホームページ・ブログ経由で問い合わせをして、お話をさせて頂きましたが、直接トップの方に対応してもらえたケースで、ハズレをつかまされたことはありません

能力的にイマイチだな、、と思った経験は0ではありませんが、数は少ないです。また、少なくとも、人格を疑うような人に出会ったことは100%ありません
私の場合は、知人からの紹介や、直接の知り合いに業務を依頼するより、ホームページを見て問い合わせをするほうが、よほど確度が高いな、という印象です。

社長・所長自らが対応してくれない小規模会社はハズレが多い

上のパターンの逆なのですが、従業員数が2名~数十名程度の規模の会社で、社長・所長自らが対応してくれないような会社は、ホームページの印象や、トップの人の印象だけで選んでしまうと、(あくまで、私の体感ですが)ハズレをひく可能性が高いように思います。

もちろん、社長が全顧客の対応をせずに、従業員に顧客対応を任せていく、ということ、それ自体を否定するわけではありません。

会社を大きくしていく過程では、どこかのタイミングで、従業員に顧客対応を任せていかざるを得ないからです。

ただ、もともと社長が前線に出ていたタイプの会社の場合、実務を従業員に譲っていく過程で、ほぼ間違いなくサービスレベルが落ちます

なぜなら、普通の中小企業に、社長を超える人材なんて、そうそう来ないからです。

それでも、組織を大きくするためには、従業員に顧客対応を任せざるを得ないのですが、サービスレベルの減少を最小限にしつつ、従業員に任せることは非常に困難です。

よほど仕組みをしっかり作りこんでおかないと、従業員に顧客対応を任せた時点で、レベルがガクンと落ちてしまうのは避けられません


ところが、こういう小規模な組織だと、ホームページは、社長を前面に出して、「(うちの社長は)あんなサービスも、こんなサービスも提供できますよ!」というノリで作られていることが多い、ということです。

そんなホームページを見せられたら、ホームページを見た人は、その社長が提供できるレベルのサービスを、提供してもらいたい!という期待感を持ってしまいますよね?

そして、期待に夢膨らませて、問い合わせをしてみたものの、実際に出てくるのは社長ではなく、普通のその辺を歩いていそうな兄ちゃん。当然、ホームページで受けた印象に比べてレベルが低い・・・。ガッカリ・・・、なんてことになるわけです。

実は、私自身、このようなことを、ここ数ヶ月で立て続けに体験しています。

参考までに、私が問い合わせをして、ガッカリ体験をした業種は、不動産業者とホームページ製作コンサルティング業者です。

私が体験したガッカリ体験は税理士業以外の業種の話ですので、この話が、そのまま、税理士事務所にあてはまるのかはわかりません。

でも、税理士事務所も、組織が大きくなる過程は一緒ですから、同じことが起きるのだろうな、、と思っています。

インターネットで税理士を上手に探すには

インターネットで税理士を上手に探すには、とにかく、いろいろなホームページを見て、考えに共感できる税理士を選びましょう。

また、税理士の事務所の規模や、あなたのビジネスセンスを総動員して、過大な期待を持たされていないか?という点に気をつけながら税理士を選んでみてください。

そうすれば、ハズレを引くリスクは、大幅に減ると思います。


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税理士の上手な選び方 目次

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