良い税理士を探すおすすめの方法(知り合いから紹介を受ける)

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税理士・会計事務所を知り合いからの紹介で探す

会計事務所を探す方法として、知り合いからの紹介は、今も昔も良くある方法です。

特に、昔は、知り合いからの紹介以外に税理士を探す手段がなかったので、税理士探しといえば、知り合いからの紹介がほとんど唯一の方法でした。

かつて、税理士業界では「広告規制」があり、広告には事務所名・住所・電話番号しか出せませんでした。
そのため、税理士を自力で探せ!と言われても、名前と住所くらいしか情報がないのでは、選びようがなく、紹介に頼るしかなかったわけです。

今では、広告規制が撤廃されたことにより、簡単に税理士の情報を取ることができるようになり、税理士を探す際に、知り合いの紹介に頼る必要性は薄れてきています

とはいえ、今でも、知り合いからの紹介は、税理士を探す有力な手段の一つです。

 

そこで、以下では、知り合いからの紹介を受ける際の、メリット・デメリットを書いていきます。

知り合いからの紹介を受けるメリット

手軽

知り合いに聞いてみて、知っている人がいたら会ってみる。
それだけですから、非常に簡単・手間無しです。

安心感がある

知り合いの知り合いなのですから、赤の他人よりは信頼感がありそうな感じがしますし、人間的に妙な人を紹介されるリスクも少ないでしょう。

また、知り合いからの紹介のメリットのひとつとして、一般的には、「知り合いからの紹介」のほうが能力の高い人に出会いやすい、ということが言われています。
(ただし、理由は後で書きますが、私は、ぼんやり紹介を受けたのでは、「能力が高い人」を引き当てる確率は高くない、と思っています
詳しくは、後述の「能力の保証がない」をご覧ください)。

「知り合いからの紹介」のデメリット

断りにくい

万一、相性が悪い、とか、気にくわない、と思った場合でも、断りにくいと思う場合が多いです。

交渉しにくい

知り合いからの紹介だと、例えば、価格を下げて、とか、成果物の修正をしてほしい、といった、交渉がしにくくなる傾向があると思います。

本当に必要なアドバイスをしてくれない可能性がある

例えば、相続税の節税のためのマンション建設+借入を銀行から提案され、税理士を紹介されたケースを考えてみてください。

ここで、税理士の目から見ると、実は、マンション建設なんか止めておいたほうが依頼者のためになる、という場合に、銀行から紹介を受けた税理士が「マンション建設は止めておいたほうがいいですよ」とアドバイスしてくれるでしょうか

たぶん、無理ですよね。

このように、紹介者とあなたとの間に利害対立(今回の例であれば、マンションを作れば銀行が儲かるが、あなたは損をする)がある場合に、税理士が、あなたのためにきちんとアドバイスをしてくれないリスクが高まってしまいます

ですから、取引先・融資先等、利害関係のある相手から紹介を受けてしまうと、本当に必要なアドバイスを受けられなくなってしまう場合が出てくる、という覚悟をしておいたほうがいいでしょう。

能力の保証がない

これは、私が個人的に強く感じることなのですが、知り合いからの紹介で、能力が高い税理士に出会える可能性は、それほど高くないと思っています。

なぜなら、税理士の真の能力を、素人が判断するのは難しいと思うからです。

仮に、紹介者が素人である場合、税理士の本当の能力を評価できているのか、かなり疑問があると思うのです。

例えば、あなたが仕事をしている業界で想像してみてください。
「素人から見た評判のいい人=本当に腕の良い人」でしょうか

もちろん、「評判」と「腕の良さ」とが一致している人もいると思うのですが、一致していない人もたくさんいると思うのです。

ありがちなのは、評判がいい人=営業力が高い人実務能力の高い人というケース。

人当たりはいいし、なんとなく満足感もあるのだけれど、本当にお客さんのためになる仕事をしているのか、プロとしては疑問を感じてしまう、なんて人は意外と多いと思うのです。

他業種ですが、個人的には、生命保険屋さんで、そのような傾向を感じます。
紹介に次ぐ紹介で顧客数を増やしている生命保険屋さん、というのが存在していて、確かに、お客様も満足しているように見えるのですが。
その保険屋さんは本当に、お客さんのためになる生命保険を売ってあげているのでしょうか?
第三者的に見ていると、非常に疑問を感じるケースがあります。
当事者が皆、満足しているのなら、外から文句を言う筋合いはないのですが。

私自身は、頼みたい仕事が専門的であればあるほど、素人の紹介はあてにならない、と思っています。

特に、「私の親戚が税理士をしていて」、とか、「私の友達が税理士をしていて」なんていう紹介のされ方は、論外だと思っています。

こんな紹介では、どう考えても能力評価としては、何の意味もありません

仮に、頼みたい仕事を専門にしている人が日本で3人しかいない、という状況なら、「私の知り合いにそういう人いるよ」という紹介でもアリだと思います。
でも、普通の会社の顧問税理士候補なら何百人といるのですから、「そういう人知ってるよ」レベルの紹介は無意味だと思うのです。

ですから、最低限、「紹介者が実際に仕事を依頼している税理士さん」を紹介してもらいましょう。さらに、紹介者が会計・税務に詳しい人であれば理想的です。

知り合いからの紹介で失敗しないために

結局、知り合いから紹介を受ける場合でも、過度な期待はせず、「自分の目で紹介された人」を確かめる、ということが重要となります。

ですから、様々な手段で税理士を探す中の「選択肢の1つ」として、知り合いに紹介してもらうのは悪くはないと思います。

でも、紹介者の顔を立てて、紹介を受けた税理士さんと契約しないといけないような状況になりそうなのであれば、紹介による税理士探しは止めておいた方が無難だと思います。


次の記事:税理士紹介会社を使うメリット・デメリット

税理士の上手な選び方 目次

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