文京区の経営者の皆様をサポートする税理士です

税理士はどうやって選んだらいいかわからない・・

起業した。

税理士を頼もうと思った。

でも、どの税理士がいいのかよくわからない・・

そんな方に、私が税理士の選び方で、後悔しないポイントをお教えします。

私が考える、税理士選びのポイントは次の5つです。

1.あなたの会社に興味のない税理士は選ばない
2.難しい説明しかできない税理士は選ばない
3.勉強熱心でない税理士は選ばない
4.税理士自身の利益しか考えていない税理士は選ばない
5.相談しにくい、偉そうな税理士は選ばない

1.あなたの会社に興味がない税理士は選ばない。

これは、意外に多いパターンです。

税理士の仕事は出てきた数字を見ること。会社のビジネスは関係ない。

こういうふうに割り切って考えている税理士や会計事務所も多いのが現実です。

でも、ビジネスを理解していなければ、帳簿の間違いにも気づきにくくなります。

帳簿に計上されている取引ならば、ビジネスに理解がなくても、ある程度間違いに気づきます。

でも、帳簿に計上されていないのだけれど本来は帳簿に計上すべき取引に気づくためには、ビジネスの理解が不可欠です。

そうして、間違えに気づかない結果、税務申告も間違えが起きてしまいがちになります。

これでは、税理士としての最低限の役割も果たせません。

それに、ビジネスに理解がなければ、あなたのビジネスに対するアドバイスも望めません。

ですから、絶対に、あなたのビジネスに興味を持つ税理士に依頼すべきです。

2.難しい説明しかできない税理士は選ばない

これは、税理士によくありがちなパターンです。

税理士がいっぱい話をしているけれど、全く理解できない。

こういう税理士はやめましょう。

例えば、税理士に「役員報酬はどう設定すればいいの?」と聞いてみてください。

このときに、「定期同額給与であればOKです」なんて答える税理士はダメです。

普通の人は「定期同額給与」なんて言われてもピンと来ないですからね。

ここで、「役員に支払う給料は毎月同じ金額を払うようにしてください。そうしないと、役員に支払う給料が税金計算上は費用になりません。ただし、新しい期が始まってから3ヶ月以内に1回だけなら金額を変更できるので、変更したい場合は早めに変更してください。」というように、普通の人でもわかる言葉で話をできる税理士であれば、合格です。

いろいろな話題を振ってみれば、その税理士のレベルはわかると思います。

あなたもいろいろな話題を振って試してみてください。

ちなみに、腕のいい税理士は、話す相手によって話す内容・レベルを変えます。

例えば、経営者に対しては細かい話はせず、会社としての意思決定をするために必要な情報に的を絞って話しかしません。

一方で、経理担当者に対しては、経理実務に即した細かい話もします。

ですから、税理士と経理担当者の話を経営者が聞いても理解できないとしても、これは正常な状態です。

むしろ、税理士と経理担当者の話の内容が全部理解できたとしたら、その税理士は、具体論が何もわかってない税理士なのかもしれません。

3.勉強熱心でない税理士は選ばない

税法は毎年変わります。ですから、税理士は勉強熱心でないと、税制改正にはついていけません。

また、会社運営に関連する法律も大きく変わっていますので、その変化についていけない税理士を選んでしまうと、あなたの不利益になってしまう場合があるのです。

例えば、役員報酬についての規定は、ここ数年で大きく変わってきています。

少し前までは、通常の役員報酬は全額費用にできていたのですが、ここ数年の税制改正で、状況によっては、全額を費用にできないケースも出てきています。

この税制改正の影響を詳しく検討せず、適当に役員報酬を設定してしまったために、50万円とか100万円といった規模で、税額が増えてしまったケースもあるのではないでしょうか?

こういう事態に陥るリスクを減らすためには、勉強熱心な税理士を選ぶ必要があります。

4.税理士自身の利益しか考えていない税理士は選ばない

私を含め税理士はボランティアではなくビジネスでやっています。

当然、利益を追求しています。

でも、私の場合には、業務の依頼を受けても、話を聞いた結果、お客様のためにならないと思えば、依頼を断ります。

例えば、会社設立業務の依頼を頂く場合、どう考えても、会社を設立しないほうがいいのでは?と思われるケースがあります。

例えば、利益がほとんど出ておらず節税メリットがない。しかも、取引先は個人が主で法人化しないでも取引をしてくれる。

こんな場合には、会社を設立しないことをおすすめしています。

会社を設立してもらえなければ、私の手元には1円も入ってきませんが、それでも、会社を設立しないことをおすすめしています。

5.相談しにくい、偉そうな税理士は選ばない

せっかく、顧問税理士を雇っても、聞きたいことが聞けない。

こういう話は良く聞きます。

でも、こんな税理士に顧問料を払う価値がありますか?

どうせ、税理士を選ぶならば、どんどん相談できる税理士を選びたいですよね?

そのためには、相談しやすいオーラを持っている税理士を選んでください。

いかがでしょうか?

こういう視点から税理士を選んで頂ければ、間違いのない税理士選びができると思いますよ。

当事務所は違います。

ぜひ、積極的に相談をしてください。

実は、私の側から見ても質問は大歓迎です。

会社を経営している人の悩みを知ることは、私たちにとってもプラスの効果をもたらすからです。

ですから、遠慮せずに相談をしてください。

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羽毛田睦土(はけたまこと)公認会計士・税理士事務所
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