会社の小口現金を全廃しませんか?

なぜ、小口現金をなくさないの?

従業員の立替や、ちょっとした支払いの際に便利だから、という理由で小口現金を保有している会社も多いと思います。

そして、その便利さに慣れてしまうと、小口現金を廃止しにくくなってしまいがちです。

でも、現金を管理するためには、大変なコストがかかります。

なぜかといえば、現金は横領の対象になりやすいからです。横領されてしまってからでは手のうちようがありませんので、 横領を防ぐための仕組みを作らなければいけなくなります。

でも、それには多大なコスト・労力がかかります。

小口現金を持っているとこんなに管理コストがかかる

一般的に、小口現金を適切に管理する方法として、次のような方法が用いられます。

・現金を出し入れする人と、記帳する人とを分ける
・毎日1回、現金を2人以上で数える
・月末には、責任者(または、経営者)がお金と帳簿をチェックする

このように、小口現金を扱う場合、横領を防ぐために、少なくとも2人を小口現金の出納業務にタッチさせるのが基本です。

でも、実際問題として2人も出納業務に人を割く価値があるのでしょうか?

あるいは、経営者であるあなた自らが小口現金の管理をするから、2人も人は必要ない、と思われるかもしれません。

でも、経営者はもっと会社のためになる業務に携わるべきです。

なんの付加価値も生まない小口現金管理に時間を割くべきではありません。

いずれにしても、小口現金の管理は異常に手間がかかるので、小口現金はできる限り持つべきではありません。

小口現金を持たないために

小口現金を持たないためにどうすればいいかは、会社の状況によりケースバイケースで対応していくしかありません。

その対応策の一例として、次のようなものがあります。

・仮払精算をやめる。社員には立替払いをしておいてもらい給与振込時に合わせて精算を行う
・業者が集金に来るような場合には、振込又は自動口座引落としに契約を変更する
・近所の銀行・郵便局を小口現金代わりに使う

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